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環境省「自然共生サイト」に認定されました!

ひろしま自然学校が 生物多様性を保全する 環境省「自然共生サイト」に認定されました!
〜いろんな生き物がいて たくさんの人が訪れる「みんなの里山」〜

NPO 法人ひろしま自然学校(北広島町今吉田)の活動拠点の里山が、 2024 年度前期 環境省「自然共生サイト」に認定されました。

「自然共生サイト」とは?

自然共生サイトは、企業、団体・個人や自治体などの取組によって、生物多様性の保全が図られている区域を申請し、審査を経て環境省が認定するものです。この区域は、保護地域との重複を除き、「OECM(Other Effective area-based Conservation Measures)」として国際データベースに登録されます。生物多様性の損失をくい止め、人と自然の結びつきを取り戻すことは、世界的に優先度の高い環境問題の解決策です。

■環境省ホームページ「自然共生サイト」> 認定サイト一覧>「ひろしま自然学校」

認定のポイント

ため池を囲む約 10ha のアカマツ林とコナラの雑木林という広島に典型的な里山で、2005 年から調査保全活動を重ねて生物多様性を明らかにし、2008 年からは環境省「モニタリ ング 1000 里地調査」にも加わり、27 の希少種を含む 1800 種以上を確認しています。

企業や団体の支援を受けて市民参加で整備したフィールドを、自然体験や環境教育、人材育成などに活用し、年間 3,000人以上が訪れ、その数は 20年でのべ 5万人に達します。

「里山コモンズ自然学校」として

この里山は、7 人の地主と水利組合から自然学校がお借りしており、 今回その全員にご賛同いただいて共生サイトに認定されました。

当自然学校の特色は、いろんな参加形態のバリエーションです。レジャーとしての自然体験をはじめ、森づくりや生物調査のボランティア活動、企業や団体の研修や社会貢献活動、フリースクールや長期キャ ンプ、環境教育プログラムなどの学びや育ちの場、それらを支えるユースリーダー育成、環境教育指導者養成、里山保全ボランティア育成、さらには地域課題解決のワークショップなど。企業などの支援も受けて多様な機会を設け、さまざまな人が参加・参画しています。

ありふれた里山も、みんなで整備すればたくさん生き物が暮らせて、人もさまざまに活用できます。自然と切り離された暮らしの未来が気になる今、「みんなの里山」で自然とのつながりを取り戻してみませんか。

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